五輪イヤーの今年も大盛り上がり!
11月26日(2年生)・27日(1年生、3年生)に、第一体育館で中学バスケットボール大会を開催しました。パリオリンピックで洛南の先輩が活躍し、生徒たちの間でバスケット熱が高まっていたこともあり、洛南屈指の伝統を誇る大会は今年も大いに盛り上がりました。
1年生 ~みんなそれぞれのスタイルで試合を満喫~
みんなが主役。そんな印象を残した1年生たち。運動部員とそうでない生徒との差があまりないせいか、男女とも誰もがチャンスがあればゴールを狙います。笑顔を絶やさない生徒もいれば、必死の形相で走る生徒もいるし、シュートを決めた後もクールに振る舞う生徒もいて、試合に臨むスタイルもいろいろです。もちろん見どころもたくさんで、3ポイントを決めたり、試合終了のブザーと同時に決勝の2点を入れたりと、みんななかなかやります。地鳴りのような声援を送る生徒たちのアツさにつられ、得点が入るたびに雄叫びを上げる先生の姿もバスケ大会では“お約束”。ある男子生徒は「バスケがこんなに楽しいとは思いませんでした。正直チームスポーツは苦手でしたが、きょうで自分の考えが変わりましたね」と笑顔で語ってくれました。
2年生 ~一人ひとりが去年より成長した姿を披露~
個人技もチームプレーも、どちらも成長している。2年生の試合運びからは、そんなことが感じられました。ドリブルで相手を颯爽とかわしながらシュートを決めたり(多分バスケット部員)、ノールックパスでボールを回したり、きっちりとしたゾーンディフェンスで相手の動きを止めたりと、男女とも各チーム、体育の時間での練習の成果を余すところなく披露していました。中には自陣ゴールを攻めるチームやドリブルの途中で尻もちをつく生徒など、珍プレーもありましたが、みんな1年のときよりグッと成長し、また勝利への意欲も高まっているようです。「去年1勝もできなかったので今年こそはと思っていました。きょうは自分もシュートを決めて勝てたので、めっちゃうれしいです」。弾けそうな女子生徒の笑顔が印象的でした。
3年生 ~勝ち負けを越え素晴らしいドラマが続々~
中学で最後の大会に臨んだ3年生たちは、男女とも気合十分です。各チームが開始早々から怒涛のアタックを見せ、中にはすぐにシュートを決めるチームもあり、応援席の雰囲気はいやが上にも盛り上がります。また、最後ということでみんな“1秒”が惜しかったのでしょう、ボールが外に出るたびに「早よ早よ」と声をかけあい、試合終了のブザーが鳴るまで攻撃の手を緩めません。そうして迎えたタイムアップ、勝ったチームはハイタッチで迎えられ、惜しくも負けたチームは「ようがんばった!」と肩を抱いて励まされ、みんな勝ち負けを越えて素晴らしいドラマを見せてくれました。「思うようには勝てなかったけれど、みんな力を出し切ったって感じです。やっぱり自分のクラスが最高です!」。そう叫んだ男子生徒の笑顔はとても清々しいものでした。
先生たちも思わずヒートアップ
1年生のところでも触れているように、先生たちもアツくなるバスケ大会。皆さんコートサイドを歩き回って声援を送ったり、生徒たちの勇姿をファインダーに収めたり、中には思わず試合中のコートに足を踏み入れ、レフェリーから注意を受ける先生もいました。また、全学年の開会式と閉会式に西村校長が参席し、「チームメイトはもちろん相手へのリスペクトを大切に」という話にみんな熱心に聞き入っていました。
高校VS中学のエキシビジョンマッチが実現
今年も、全学年の全試合のレフェリーを担当したのは高校バスケ部の選手たち。的確なジャッジで円滑かつ、ケガなどのない安全な試合進行に貢献してくれました。2年生の全試合後には後輩たちとエキシビジョンマッチで激突。みんな手を抜くことなく(?)、全国トップレベルのスーパープレーを披露してくれました。先輩たちのそんな姿に後輩たちも発奮し、男女ともに善戦を繰り広げて会場を大いにわかせました。エキシビジョンマッチには高校バスケ部コーチの河合先生も参戦。ガチで3ポイントを狙い続け、部員たちの勝利に貢献していました。
1年 優勝:5組 準優勝:2組
2年 優勝:5組 準優勝:6組
3年 優勝:1組 準優勝:5組