2日にわたり繰り広げられた洛南屈指のイベント!
2月26日(1年生)・27日(2年生)に高校バスケットボール大会を開催しました。バスケットボールはバレーボールとともに洛南を代表する球技であり、体育の授業でも生徒たちの熱が入る競技のひとつ。第一体育館を舞台に、2日にわたって繰り広げられた大会の様子をお伝えします。
各学年とも、午前の部(1年生:1・2・4・5・6組、2年生:1・2・4・8・9組)と午後の部(1年生:3・7・8・9組、2年生:3・5・6・7組)に分かれ、各クラス男子5チーム(男子だけのクラスは6チーム)と女子1チームが変則リーグ方式でゲームを行い、それぞれの部で各クラスが優勝を競いました。試合時間は男子6分間、女子9分間(3分ごとにメンバーチェンジ)です。
1年生 ~バスケ部員も一般生徒も、全力でプレー~
高校に入って初めてのバスケットボール大会ということで、男子・女子ともに気合い十分。試合開始早々、ゴールネットを揺らすチームもあり、序盤から応援席は大盛り上がりです。みんな体育の授業でしっかり練習したせいか、ドリブルのボールコントロールやパスの精度もなかなかで、流れが途切れることなくゲームが続いていきます。ある女子生徒に試合の感想を聞くと、「中学のときより、やっぱり力はついていると思います。自分も1本だけどシュートを決めることができたのでうれしい。とにかく初めてだったので」と照れながらもハキハキこたえてくれました。
技もスピードも、やはり圧巻だったのが男子バスケ部が中心のチーム。ボールを自在に操り、面白いように得点を重ねていきます。それでも相手はあきらめることなくディフェンスに取り組み、なんとか一矢報いようとするものの、その思いは叶いません。このほかにも、いわゆる「泥くさい」試合運びを見せるチームが多く、懸命なプレーの甲斐なく完封負けするチームもちらほらと。ある男子生徒は「学外の体育館を借りて練習をしたのですが、1点も取れませんでした。悔しいです」とひと言。そんな彼に「ようがんばった!」と声をかけていたクラスメートの姿が印象的でした。
2年生 ~コートと応援席が一つになってエンジョイ~
高校最後のバスケットボール大会を心から楽しんでいる。2年生たちのプレーからは、そんな印象を受けました。みんな真剣にボールを追いながらも白い歯を見せ、シュートを決めれば渾身のガッツポーズを披露する。そんな姿を見て、応援席のクラスメートも大声援を送ったり、試合終了が近づくとカウントダウンをしたりと、コートと応援席が一体となって大会をエンジョイしていました。「クラブの試合はシビアですが、大会ではクラスの仲間たちと楽しみながらプレーできるのがいいですね。もちろん、勝つことが前提です!」とあるバスケ部員が笑顔で語ってくれました。
プレーで「アっ」といわせたのは、なにも運動部の生徒だけではありません。男子・女子ともに、一般生徒がスリーポイントシュートを成功させたり、華麗にランニングシュートを決めたりとスーパープレーが続出。また、コート内での立ち居振る舞いや相手に対するマナーもさすが2年生、どこか余裕を感じさせます。生徒たちのそんな姿を見て、ある先生は「1年のときに比べ、運動部員一般生徒を問わず、一人ひとりが輝いているのを感じます。みんな自己を尊重する洛南高校の精神を、しっかり身に付けているのかもしれませんね」と満足そうに語ってくださいました。
先生と生徒が力を合わせて大会をサポート
今回も全試合のレフェリーを保健体育科の先生たちが担当し、的確なゲームコントロールでスムーズかつ安全な試合進行に努めてくださいました。ありがとうございます。そして、体育委員たちは事前準備を、バスケ部の生徒たちは副審や試合中のスコア管理を、生徒会役員たちは得点の集計を担当してくれました。みんな、ありがとう!
結果は以下の通りです。
1年生
午前の部 優勝:6組 準優勝:5組
午後の部 優勝:9組 準優勝:8組
2年生
午前の部 優勝:2組 準優勝:9組
午後の部 優勝:5組 準優勝:3組