3学年同時開催は2年ぶり
梅雨の晴れ間が広がった6月23日、高校バレー大会を実施しました。昨年度はコロナ禍の影響で11月に、それも学年ごとに別日程で開催しましたが、今年度は感染症対策と熱中症対策にしっかり配慮したうえで以前と同じく6月に、3学年とも同日に開催しました。
高校1年生〜チームワークで勝利を目指す〜
高校生になって初めてのバレー大会。新しいクラスということで、チームワークづくりを重視したというチームが多く見られました。あるチームはバレー部員を中心に、SNSを使って競技に対する意思統一を図るなど並々ならぬ意欲で出陣し、見事なチームプレーを見せてくれました。ある生徒は中学最後の大会で流した悔し涙のリベンジのため、気持ちも新たに競技に臨んだのに・・・今回も決勝進出はならず。それでも笑顔で「来年またがんばります」と話してくれました。
高校2年生〜見ごたえある好ゲームが続々〜
息づまるようなラリーが続き、ネット際の攻防もある。バレー部員がひとりもいないチームがそんな見ごたえある熱戦を繰り広げるのですから、本当に驚きです。陸上部の生徒は瞬発力を、バスケ部の生徒はジャンプ力を、そして運動部に入っていない生徒も自分の持ち味を十分に生かしつつ、各チームのメンバーがのびのびとコートを駆け回っていました。ある生徒に「上手だね」というと、「ちょっとは『マシ』になってきてるのかな、と思います」と謙遜して答えてくれたのが印象的でした。
高校3年生〜最後の大会をアツく楽しく〜
破壊力バツグンのドライブサーブや急角度のスパイクが当たり前のように登場するなど、さすがに3年生ともなるとレベルの高い試合が続きます。そのなかで、遠心力を利用した「回転サーブ」といった生徒オリジナルの「珍技」がいくつも見られるなど、それぞれのコートは活気と和気あいあいとした雰囲気に満ちあふれていました。2年ぶりの全学年同日開催ということで「気分がアガる」という生徒もたくさんいて、みんな高校最後のバレー大会を思い思いに、心から楽しんでいたようです。
みんなで盛り上げたバレー大会
試合中、コートのまわりでは写真部員やアルバム委員がカメラを持ち、熱戦の様子を記録していました。昨年度は新型コロナの影響で行動制限があり、思うような写真があまり撮れなかったそうですが、今年度は自由にシャッターを切ることができ、それがとてもうれしかったようです。グラウンドの一角では生徒会役員が得点の集計にいそしんでいました。役員の仕事は当日の進行管理だけでなく、事前準備やプログラム作成など多岐ににわたっています。また、グラウンドの整備や競技の進行補助では、体育委員や各運動部員が汗を流してくれました。いわば「裏方」に徹してくれる生徒たちの活躍がなければ、大会を無事に終わらせることはできませんでした。みんな、本当にお疲れさまでした! そして数々の熱戦を繰り広げてくれたみんな、たくさんの感動をありがとう!
- 1年 男子 優勝:6組 準優勝:5組
- 1年 女子 優勝:1組 準優勝:5組
- 2年 男子 優勝:9組 準優勝:2組
- 2年 女子 優勝:2組 準優勝:6組
- 3年 男子 優勝:1組 準優勝:5組
- 3年 女子 優勝:2組 準優勝:8組