高校1・2年 岸見一郎先生講演会
本校の卒業生であり、アドラー心理学研究の第一人者として『嫌われる勇気』を著すなど数々のご活躍をされている岸見一郎先生の講演会が本校で開催されました。今回は高校1・2年生を対象にした講演会で、ご多忙の中、11月17日と12月19日の二度お越しいただきました。
テーマは「よく生きるということ」。講演1時間、質疑応答1時間という予定で催された講演会でしたが、岸見先生のお話を聴いた生徒たちからは熱心な質問が相次ぎ、時間内に収まりそうにありません。
「ぼくが本当に自分のしたいように生きたら、怠惰な生活になってしまいそうです。どうすべきでしょうか」
「私はどうしても、頑張った人が“損”だと思ってしまうことがあります…」
「“幸福”になる過程で発生する苦しみについては、どのように考えるべきでしょうか」
等々、生徒たちの疑問は尽きませんが、その一つ一つに岸見先生は丁寧にお答えくださいました。結局、無理をお願いして少し時間を延ばしていただき、盛会のうちに幕を閉じました。岸見先生、本当にありがとうございました。