中学3年生 京都大学講演会!
中学3年生が高校進学を前に京都大学にて先輩の講演会を聞きに行きました。
まず、卒業生の先生の研究の話を聞かせていただきました。実際の研究がどのようにして進められているのか、入学したときにはどのような学びができるのか。今はまだぼんやりとしかわからない内容でも、不思議とその奥深さや真理を感じ取ることができたようです。
話を聞く生徒たちの表情はいつもの彼らとは違って見えました。そんな普段の授業とは違う生徒たちのまなざしを見ると、「やっぱり洛南生は学ぶことが好きなんだな」と感じさせられました。難しいことに挑もうとする姿勢は学びの正しいあり方です。今回講演を聞いた生徒たちの中から、困難な課題に取り組み、社会の発展に貢献できる人が現れてくれるのではないかと期待が膨らみました。
次に、現在京都大学に在学中の卒業生から、中高時代の話や大学入試の話、大学生活の話などを聞かせてもらいました。同じ洛南生ということで、卒業生の人たちもざっくばらんにトークを展開してくれました。いろいろな学部の卒業生が集まっているので、話す内容も多種多様。生徒たちにとってはふり幅のある内容でしたが、その分いろいろなことが聞ける貴重な体験になりました。
そのなかで、今の中学3年生が気になっていてもなかなか聞くことのできない内容が話題に上ると、生徒たちはをうなずきながら先輩たちの話に耳を傾けていました。やっぱり同じ洛南生ですね。たとえ歳が離れていても、受け継がれるDNAがあるようです。こうした先輩・後輩の立てのつながりには、洛南生ならではのものがあります。4年後には舞台の上で後輩に経験を語っている姿が想像できました。
最後に、11月祭や大学内を見学させていただきました。ある生徒は「今日の講演を聞いて、京都大学に行きたくなりました」と言ってくれました。将来を考えるうえで実りのある一日になったようです。