室内プール場は熱気ムンムン
10月12日、15日の両日にわたって、本校の室内プールで中学生の水泳大会が開催されました。外は秋の肌寒さを感じるようになりましたが、各学年クラス対抗で白熱した泳ぎと元気な応援で室内プールは熱気に溢れた2日間となりました。体育館で準備体操を済ませた後、プールに移動します。開会式では学校長から「泳ぎ終わったらしっかり体を拭いて、風邪などひかないように。素晴らしい泳ぎを期待しています」との激励がありました。各学年、最初に水泳部員による模範演泳の後、競技スタートです。
1年生は元気いっぱい!
12日に行われたのが1年生の部。1年生にとっては、初めての水泳大会。水深1.2Mのプールに入ると、口から上が水面から出るのがやっと、という生徒も。室内プールという環境もあり、歓声や応援の声が反響しまくって、ほとんど何を叫んでいるのかわかりませんでしたが(笑)、どのクラスも非常に盛り上がっているのが見てとれました。特に盛り上がったのは、長さ2mのスーパービート板を使ったリレー。思い通りの方向に進まなかったり、バランスを崩してビート板から落ちたりと、コロコロと順位が入れ替わり、その度に割れんばかりの拍手と声援が飛び交いました。結果の集計中には、中1水泳部の生徒と吉田先生による平泳ぎ100mリレー対決が行われ、吉田先生が脚を故障中というハンデもあってか(笑)、水泳部員の勝利に生徒たちも大喜びでした!
3年生は波乱のレース展開に
15日の午前中は3年生の部。さすがに泳ぎもしっかりしています。僅差のゴールもたくさん見られる中、好調な出だしを見せたのが5組と6組。このままどちらかが独走状態に入るのではと思われましたが、フライングによるやり直し(気づかずに全員が一度25mを泳いでしまい、さらにもう1回泳ぐことに!)や、泳法のルール違反で得点が無効になるチームが発生、さらには2組の猛追も見られ、レースの行方はわからなくなります。集計中は、水泳部員によるスーパービート板100mと125mのメドレーリレーによる対決が場内を沸かせました。
2年生は各クラスの個性が炸裂!
15日の午後からは2年生の部が行われました。どの学年も体育では数回程度のプールの授業ですが、学年ごとに泳ぎの成長が見られるのが面白いですね。さらに、今年の2年生が盛り上がったのは、ビート版マシマシリレー!泳者が交代するにつれ、持っているビート板が増えていき、最終的に10枚のビート板をバトンに泳ぐ競技ですが、綺麗に積み上げ手前の端だけを掴むクラスや、両手に分けて抱え込むクラス、縦向きに立てて側面から挟んで持つクラスなど、なんともバラエティ豊かな泳法が飛び出し、場内が笑いに包まれたのでした。
優勝・準優勝は何組の手に?
水泳大会は球技や陸上とはまた違ったスポーツ行事ですが、リレー形式をとっているため、やはりクラスのチームワークが重要となるイベントです。本校独自の名物競技もあり、毎年楽しみにしている生徒も多いのではないでしょうか。大会の進行がスムーズにいくよう、尽力してくれた生徒会や自分の出番以外はサポートにまわってくれた水泳部の生徒たちにも感謝ですね!
<大会結果>
1年の部 優勝2組 準優勝5組
2年の部 優勝6組 準優勝5組
3年の部 優勝5組 準優勝2組