大きな拍手に迎えられて体育祭スタート
9月23日(日)、中学・高校合同の体育祭が向島のグラウンドで開催されました。大きな被害をもたらした台風21号や雨など、9月は不安定な天候が続いていましたが、この日はうろこ雲が広がる爽やかな空模様での開催となりました。これまで積み重ねてきた練習の成果を演技で披露し、気合の入った応援や競技で力を尽くす晴れ舞台。洛南生らしい、正々堂々とした勝負に期待が高まります。吹奏楽の生演奏にのせて、ブロック毎の【入場行進】からスタート。応援席に駆けつけた保護者や卒業生からは大きな拍手が起こりました。
午前の部は競技も演技もひたむきに!
高校生による華やかな応援合戦の演舞に続き、全学年による【100m競争】で競技がスタート。各団がブロック旗を掲げ、応援にも力が入ります。
【2人3脚リレー】は、男子ペア、女子ペアが交互にスタート。お互いの呼吸を合わせることが大切です。スタート前にリズムをあわせるペア、グラウンドいっぱいに響く大きな声で「イチ・ニイ!イチ・ニイ!」と叫びながら走るペアなど、それぞれに工夫して声を掛け合いながら走ります。途中でリズムが乱れて倒れ込むペアや、ぶっちぎりで走っていたペアがゴール目前で足がもつれるといった姿もあり、ドラマチックなレースが続きました。大きく差をつけられても、途中で転んでも、最後まであきらめずに走り抜く姿が印象的でした。
3年生の【団体リレー】では、4人1組で横一列になり、バトンのかわりに長いポールを持って走ります。規定のコースを走った後、待機しているクラスメイトの足元にポールを通し、生徒たちはジャンプで避けます。最後列までポールを通したら、今度は頭上を通って最前列で待つ生徒のもとへバトンタッチ。ジャンプのつまづきやポールを渡す際のちょっとしたロスが順位を分けるので応援も白熱します。全員が走り終わり、所定の位置にポールが掲げられると、各ブロックから大きな声援が送られました。
1年生のリズム体操は夏の高校野球の応援ソングにもなっていた、嵐の「夏疾風(なつはやて)」に合わせた爽やかな演技が披露されました。側転などの技が決まるたび、会場からは大きな拍手と歓声が上がりました。
全力で走って踊る!午後の部
昼食休憩をはさんで、【ブラスバンド・パレード】に続く【クラブ紹介】で午後の部が幕を開けます。高校生は数々の実績がアナウンスされる中、凛々しい行進ぶり。中学生は独特のポーズやパフォーマンスを決めるなど、元気のよさをアピールするクラブが目立ちました。2年生の【中学マスゲーム】は表が黄色、バックが黒のTシャツでそろえた生徒たちが、きびきびとした動きを見せてくれました。身を翻すたびに鮮やかに色が変化してとてもカッコいいです!
中高全学年による【洛南リレー】はクラスから選抜された俊足自慢が出場。1年生からスタートし、学年が上がるごとに応援のボルテージもアップ!リレーを走り切った後、入退場門前で「○○(名前)、ほんまに足速すぎやろ!」と満面の笑みでクラスメイトに迎えられる生徒や、抱き合って喜びを爆発させるシーンもあり、会場は大いに盛り上がりました。
中学全学年による【ボール運びリレー】は、バランス感覚が大切。ボールが思わぬ方向に転がったりしつつ、みんなが懸命に走っていました。
【ブロック対抗リレー】各団の俊足が競います。バトンを渡しながら転んでしまう選手もいて、白熱したレース展開に。男子の部では、赤団の優勢で進んでいましたが、どたん場で黄団が逆転!そのまま勝利をおさめ、この日一番の歓声が会場を包みました。黄団は「栄光のかけ橋」の大合唱で喜びを表現。ブロック総合優勝の行方はどうなるのでしょうか!
力を出し切って充実の大会に
閉会式では清々しい表情を浮かべた生徒たちが。今年は特に準備期間の短い中、生徒会をはじめとする諸係の部の生徒たちの働きで素晴らしい大会にすることができました。大会結果は以下の通りです。
【ブロック総合】
優勝 赤団 / 準優勝 青団
【応援】
優秀 赤団
【行進】
優秀 青団
【デコレーション】
優秀 赤団
【学年別成績】
1年 優勝 3組 / 準優勝 5組
2年 優勝 5組 / 準優勝 1組
3年 優勝 6組 / 準優勝 1組