熱い気持ちで不安を吹き飛ばせ!
当初の予定では6月18日の開催でしたが、大阪府北部地震の影響で、翌日に順延となったバレーボール大会。まだまだ不安も残る中、各学年クラス対抗で白熱したプレーと元気な応援が体育館を熱くしました。交通機関の乱れにより、集合時間が遅くなってしまったこともあり、今回は中高合同の開会式を省略。ちょっぴり寂しいスタートとなりましたが、各クラスで体育委員やチームリーダーを中心に準備体操を行い、円陣で気合をいれるなど、意気込みは十分です!
1年生は第二体育館でサーブ合戦
1年生にとっては、初めてのバレーボール大会。ほとんどの生徒がアンダーハンドサーブです。サーブが入れば拍手が起きるというほど、技術的には拙いながらも、2コートのみのコンパクトな空間だったため、応援が届きやすく非常に盛り上がる大会となりました。5組と3組に上手な生徒が目立ち、フローターサーブが決まったり、アタックまではいかないまでも三段攻撃が決まったりした場面では、他のクラスからも「うまーい!」との声が上がります。結果の集計中には、中1バレー部の生徒と担任チームによる試合が行われ、大人気ない担任たち(笑)の本気プレーに生徒たちも大喜びでした!
2年生は応援にも一体感
朝、体育館に一番乗りで集合したのは1組の生徒たち。気合十分といったところでしょうか。礼に始まり礼に終わる、洛南らしい気持ちの良い試合に加え、サーブやレシーブ、ボールをつなぐ技術的な成長が感じられました。時にはボールを譲り合って、「お見合い」になってしまう場面もありましたが、すかさず応援席から「声出していこう!「ドンマイやでー!」とフォローが入るのがさすがでした。
ジャンプサーブも飛び出すハイレベルな3年生
円陣を組み気合をいれるのは1組、拳を突き上げ吠える5組、優勝を想定して伝統の万歳三唱をする4組と6組など、試合が始まるまえからすでに大盛り上がりの3年生。第一試合では1本目からサーブの調子が抜群に良い5組の女子が勢いそのままに勝利をもぎ取ります!三段攻撃まで組み立てるのはなかなか思うようにはいかないチームが多い中、5組男子と1組男子の長い長いラリーの応酬には会場中が悲鳴に近い歓声をあげながら応援。マッチポイントを迎えると、サーバーのクラスメイトの名前をコールしての声援も。やはり1年・2年に比べるとサーブで失敗する率がグンと減って、中にはジャンプフローターサーブを決める生徒の姿もちらほら。ハイレベルな戦いが繰り広げられました。
優勝・準優勝は何組の手に?
普段は非日常的なイベント感のあるスポーツ行事ですが、今回は地震の翌日という非日常の中での開催となりました。もちろん細かくイレギュラーなことはありましたが、普段通りに行事を行うという意味では、生徒たちが日常に回帰できた1日だったように思います。不安な状況の中、心一つにして頑張ってくれた全ての生徒に拍手を送りたいです!
大会結果
1年の部 優勝5組 準優勝6組
2年の部 優勝5組 準優勝4組
3年の部 優勝5組 準優勝1・4組